TARI TARIの聖地「あぶらや」を密着取材!アニメ放映から5年経った聖地の今。

TARI TARI放映から5年経った今でもアニメファンが毎週訪れる聖地「あぶらや」。人気の秘訣を探るべく、ファンの1人でもある管理人が今のあぶらやを密着取材しました。

アニメ放映当時の江の島を振り返る

TARI TARI放映中の2012年7月、江の島はスタンプラリーイベントで盛り上がっていました。

作中のキャラクター「和奏」の実家モデルになった「あぶらや」ではグッズの販売やポストカードの配布を行うなど、大盛り上がり。

あれから5年、聖地の今は・・・

今もTARI TARIの姿が健在!

黒板に和奏のイラストがありました。着物姿で美しいですね。さっそく、お店の中へ入って取材開始。

木の温もりを感じる、素敵な店内。レジ付近にはTARI TARI愛あふれるコーナーが↓

アニメグッズが多数。全てファンからの寄付だそうです。

作品愛を感じるイラストも多数。ファン自らも聖地を盛り上げる一員ですね。

あぶらやの女将さんにインタビューしました

TARI TARIファンをいつも歓迎してくれるあぶらやの女将さんこと秋岡恵利子さん。ファンとの交流を大事にしてくれる素敵な方です。

「今でもTARI TARIファンの方が毎週来てくれるんですよ」

と、笑顔で交流ノートを広げる恵利子さん。

お話を伺うと、海外から来るアニメファンの方も多いようです。

スマホの翻訳アプリを使って、日本語で書く人も↓

ややぎこちない日本語には愛と苦労がいっぱい詰まっていました。

交流ノートとは?

あぶらやに来た人がTARI TARIに関するメッセージを残すノート。

レジ前に置いてあります。

5年前、有志の人がノートを置いたのが始まりで、今では4冊目に突入していました。

「イラストを書いてくれる方がたくさんいるんです」

と、和奏のイラストを見て、笑顔で語る恵利子さん。

「みんな絵が上手で凄いんですよね」

確かに、ノートを拝見すると、イラストの数がものすごく多いです。

プロのイラストレーターとして活動する方の名前もありました。

公式スタッフや声優さんの書き込みも発見

音楽制作を担当したランティスの吉江さん↓↓

合唱協力者の三好さん(@HummingBird1979↓↓

音符によるメッセージがすごいです。アニメ放映5周年目にあぶらや初来店だそうです。

ガンバホワイトの声を担当した声優の石川さんと内田さん ↓↓

監督の橋本さんも来店することがあるようです。

https://twitter.com/u_ninike/status/748894582537003008

黒板のイラストを描いているのは誰?

笑顔が素敵な従業員のお二人。この日、イラストを描いている方が出勤していました。写真右の方です。

イラストを描いている姿を再現して頂きました。お忙しい中、ご協力ありがとうございます....

繊細なタッチはプロ級の腕前。お話を伺うと、某有名な芸大の学生さんでした。

これまで描いた看板は多数あります↓

イラストは季節やファンのリクエストによって変更するそうです。

イラストを描くのは従業員だけでなく、ファンの方が描いたときもありました ↓

モブキャラの「スイカおばさん」です。服がスイカなので、そう呼ばれているのですが、物語には欠かせない存在でした。

突然のモブキャラ登場に、ファンの方が多数訪れたのだとか。それにしても、イラストが上手すぎます。(プロのイラストレーターの方でした)

店内に美しい風景画を発見

恵利子さんに風景画のコーナーを案内頂きました。

一見、写真のように見えるのですが、どれも手で描いた水彩画なんです。

これを手掛けたのは水彩画家の北 英明さん。どれも美しい仕上がりです。展示物はその場で購入できます。

この風景画を見ながら休憩を楽しめそうですね。

お店・お客さん・画家さん、3つの関係がwin・winになる仕組みとして、風景画の展示を始めたそうです。

店前ではポストカードの販売も

北 英明さんの水彩画のほか、写真家が手掛けた絵葉書もあります。

お土産や鍵も販売

江の島には龍恋の鐘という恋人岬があります。

龍恋の鐘はあぶらやから徒歩3分ぐらいのところにあり、鍵に名前を書いて鐘を鳴らすと恋愛成就の祈願ができます。

ものすごい数の鍵です。

鍵は江の島各所で販売しているのですが、あぶらやさんでも購入できます↓

可愛い鍵です。なんと、全てスタッフさんの手作りなんです!

ちなみに、この鍵はアニメでも登場しました。

お土産コーナーにはあぶらや特製のかるりんとうがありました。

サクッとした食感が病みつきの逸品。江の島土産にオススメです。

あぶらやのメニュー紹介

管理人がこれまで食べてきたメニューをいくつかご紹介!

甘酒 ¥500(冬限定)

手作りの甘酒は寒い時期になると登場します。優しい味わいで、とても飲みやすいのが特長。

付属の塩昆布がこれまた美味しい。ちょびちょび食べながら、甘酒を飲むのがオススメです。

しらたまぜんざい 抹茶アイス添え ¥800

しらたまぜんざい(¥700)にプラス100円で抹茶アイスをトッピングしたメニュー。

このメニューがアニメに登場したので、放映直後から人気メニューに昇格したという裏話が。

ぜんざい・白玉・抹茶アイス、この組み合わせが堪らなく美味しい!

白玉アラ・ドーモ ¥500

2つの大きなバニラアイスと白玉、そこに黒蜜ときなこを絡めたメニュー。ハート型のモナカが可愛いですね。

¥500なのにボリューム感満載!黒蜜ときなこが美味しさをより引き立ててくれる逸品です。

コケモモ・フロート ¥700

管理人がもっとも愛するメニューがコケモモ・フロート。もう、何回注文したか分からないほど(笑。

甘酸っぱい風味のコケモモソーダがとっても美味しんです。そこにどっさりと盛られたバニラアイス!!

階段が多い江の島で汗をかいたとき、コケモモ・フロートで身体を回復させるのが私の中で定番でした。

甘酒フロート ¥800

最初に紹介した甘酒がフロートで食べれるんです!甘酒をソーダで割るという斬新なデザート。

最初はソーダとバニラが混じって、ミルクソーダのような味がするのですが、徐々に甘酒の風味が増していきます。コケモモフロートに続く、病みつきの1品になりました。

抹茶+わらび餅(2個)セット ¥600

出来たての美味しい抹茶とわらび餅のセットメニュー。抹茶を飲むと、本当に心がほっこり温まります。

わらび餅にはきな粉と黒蜜がトッピングされてます。

冷え冷え白玉 ¥700

白玉大好きな人にオススメしたのがこのメニュー。大きい白玉をきなこ・ぜんざいにまぶして食べる贅沢な逸品。

なんと、あぶらやの白玉は全て手作りなんです。他で食べたことないモッチリした食感は病みつきになること間違い無し。

かき氷 ¥500〜(夏限定)

あぶらやのかき氷はふわっとした食感が特長で、食べ応えのあるボリューム。普通のかき氷とはひと味もふた味も違う絶品!コケモモ味のかき氷もあります。

2018年の2月中は改装で一時閉店

老朽化した設備の取り替えや建物の改修を行うため、2月中は一時閉店します。リニューアルオープンは3月からだそうです。

テラス席(庭)も一部改修されるそうです。その時が楽しみですね。

あぶらやの皆様、ありがとうございました

取材の日(2018年1月13日)、実は突然の訪問による取材だったのですが、快く受けてくださいました。本当に感謝しております。

最後に、恵利子さんからメッセージを頂きました。

「5年経ってもファンの方が来てくださいます。遠くから来てくださってお休みだと可哀想なのでなるべく開けてまってますね。しかし2月は改装のためお休みします。」

嬉しいメッセージです。遠くから来たファンの方のために、朝早くから遅くまで店を開けているのだそうです。私も何度かお世話になりました。

また帰りたくなる実家のような安心感、あぶらや。TARI TARIファンとして、あぶらやのファンとして、江の島大好きな1人として、いつまでも応援しております。

取材ありがとうございました。改装が終わりましたら、また実家へ帰省(あぶらやへ訪問)します。

従業員さんのツイッターで情報発信中

https://twitter.com/neB3Xe9xHh9ILPF/status/958627498895360000

あぶらやに来店するTARI TARIファンの中では有名な従業員さんこと「山口ゆきさん(@neB3Xe9xHh9ILPF )」のツイッターがあります。※取材の日は出勤日ではありませんでした。

島の茶屋あぶらやについて

営業時間 10:00~17:00頃
定休日 雨天時は休業
住所 〒251-0036  神奈川県藤沢市江の島2-5-8
Webサイト 島の茶屋あぶらやのFacebook
備考欄 2月中は改装のため一時閉店

より最新の情報を知りたい方は島の茶屋あぶらやのFacebookを御覧ください。

写真の一部を@akira3931さんにご協力頂きました。ありがとうございます。